侘び状で主文の謝罪を書いたら、最後は末文です。
手紙は最後まで大切です。
基本的に次の5つの中から2つぐらいを組み合わせて書くことが多いでしょう。
侘び状だけでなく一般的な手紙の場合にも使う末文の形式です。
①相手の健康や無事、成功を祈る言葉
②今後のつきあいをお願いする言葉
③後日につなぐ言葉
④返信をお願いする言葉
⑤手紙での失礼をわび、用件を明確にする言葉です。
①は「皆様のご健康を心からお祈り申し上げます」「今後ますますのご活躍をお祈りいたしております」など。
「末筆になりましたがより一層のご発展を心よりお祈り申し上げます」でもいいでしょう。
②は「今後ともよろしくお願いいたします」「今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくおねがいします」などです。
「これからもよろしくご愛顧くださいますようお願い申し上げます」もよく使います。
③は「近々、お電話で詳しくご説明させていただきます」や「またご連絡させていただきます」など。
④は詫び状ではあまり書かないかもしれませんが「お手数をおかけしますが、折り返しお返事くださいますようお願い申し上げます」や「お忙しいところ恐れ入りますがご返信をお待ち申し上げております」と使います。
⑤は「取り急ぎ用件のみにて失礼いたします」「まずは書面をもちましてお詫び申し上げます」と書きます。そして結語の「敬具」などで終わります。
【リンク集】
詫び状情報サイト